紅き葉は舞い落ちれど
管理人くれはのオンラインゲームプレイ日記です。現在ファイナルファンタジーXIVをプレイしております。


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多摩のくれは

Author:多摩のくれは
 どのMMOでもまったり過ごすことが信条。
 メインジョブが学者と黒魔道士、サブはナイトで、趣味は野良ヒール。
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 自他共に認める天然なので、稀に意味不明な言動を取る恐れアリ。

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イメンマハの水面に月は映える 8曲目

 SNSの書き物でも感じたことなのですが、登場人物が一人だけというのはかなりキツイですね(アイリはマスコット的存在と位置付けているので、あまり話の展開に影響させる事ができないんです)。でも前回から登場した彼のお陰で大分ラクになりそうな雰囲気です。どこまでの付き合いになるかどうかは分かりませんが、まあ暫くは彼と一緒に行動する事になるんでしょうね。



 翌日、私は早速陽太と一緒に行動を開始した。どうやら陽太が、フクロウが持ってきた便箋――フクロウ便でなにやら頼みごとをされたようなので、私もそれについていくことにした。村を暫く北へと歩いていくと、黒い鎧に身を包んだ男性が気を緩めることなく辺りを警戒している。彼の名はトレボーさんというらしい。
 「おッ、早速来たな!」
 黒いヘルムの奥から時折鋭い眼光が見える。しかしなぜかその体からにじみ出る雰囲気は、限りない緊張感と同時に何かが抜けているような印象を私に植え付けた。
 「フクロウ便は読んだと思うが、先ほど村人が一人アルビダンジョンの方に歩いていくのを見かけてな。助けに行きたいのは山々なのだが、俺はここを警戒しなければならないのでここを離れる事ができない。そこでだ!」
 トレボーさんはすうっと右手を振り上げるとそれを一気に振り下ろし、陽太の顔面を指で指し示した。びしいっ!という擬音が聞こえてきそうな勢いだ。
 「お前に村人の救助を依頼したい!まあアルビダンジョンだからな、モンスターの類は一切出てこない。その代わり、少しばかり凶暴になった動物は出てくるからな、十分注意するようにッ!……それにしても…。」
 トレボーさんは陽太にアルビダンジョンに入るための通行証というものを手渡しつつ、私の方をちらりと見た。
 「お前ももう相手を見つけたのか。まったく…最近の若い連中はすぐに色恋沙汰に走るな…。だが俺はそれを否定はしない!アベックで行動というのも悪くはないだろう!」
 「あ…あべっく…?」
 トレボーさんの口から遠い昔に流行ったと思われる単語がぽろりと出てきた。私と陽太は一瞬顔を見合わせ、それから二人でトレボーさんの様子を暫く眺めていた。
 「フッ…男はいざというときに女を守らなければならないからな…。それが男の使命!男の生き様ッ!ああ…ディリスさん…俺は、俺は…!」
 陽太が私の服をくいっと引っ張り、指でアルビダンジョンの方を指し示してきた。私は頷くと、彼と無言でその場を離れた。アルビダンジョンへと向かう山道を登っていると、背後からなにやら叫ぶ声が響いてきた。
 「おいッ、お前達!二人きりだからといって間違いなんか起こすんじゃないぞッ!」
 何を間違えるのか一瞬よく分からなかったが、おそらく二人きりの時に武器を振り回すと相手に当たるから気をつけろと言いたいのだろう。しかし、陽太は何を勘違いしていたのか、その顔を赤らめていた。

 ぽっかりと開いた岩肌の穴を潜り抜けると、そこは部屋然とした空間だった。ここは通称ロビーと呼ばれている場所らしい。中央に少し高くなっている部分があり、その脇には翼を生やし剣を突き立てた大きな女性の石像があった。このエリンの世界を守護する女神の姿らしい。部屋の奥には扉のようなものはなさそうだ。
 「行き止まりなんだけど…ここで何をすればいいんだ…?」
 陽太がそう呟くと、彼が手にしているショートソードに一瞬光が宿り、そこから小さな女の子が現れた。クリーム色の髪、少し尖った耳、手にした赤い本、そして背中に生えた剣の形の羽を持つ翼…アイリだ。
 「その祭壇の上に乗って通行証を足元に落としてみてください。ダンジョンの中に入れますよ。」
 彼女はそう説明しながら私がいることに気が付くと、更に説明を付け加えた。
 「あ、ご主人様パーティを組んでるんですね。それならそちらの方も一緒に祭壇に乗って下さい。一緒にダンジョン内に転送されますよ。」
 私がそれを聞いて祭壇に乗ろうとすると、私の腰にぶら下げていたショートソードからもう一人のアイリが飛び出してきた。腰に手を当てて機嫌があまりよろしくない様子だ。
 「もう!せっかく私がご主人様に説明しようと思ってたのに…。勝手に私の仕事を取らないで下さい!」
 私のアイリが抗議の声を上げると、陽太のアイリが反論してくる。
 「なんでですか?私はご主人様にダンジョンの入り方を説明しただけですよ。悪い事はしていないと思いますけど。」
 「でも、私のご主人様には私から説明するべきです。あなたはあなたの主人にだけ仕えていればいいのでは?」
 まったく容姿が同じ精霊二人がそれぞれ自分が仕える相手をご主人様と言って争うものだから、かなり混乱する。私は段々と話についていけなくなり、仕舞いにはどちらが自分に付き添ってくれていたアイリだか分からなくなってしまった。
 「はいはい分かった分かった。言い争いは後にしてとりあえずさ、ダンジョン入ろうよ。」
 陽太が大袈裟に手を打ち鳴らして言い争いを中断させると、二人のアイリはお互いにぷいっとそっぽを向いてそれぞれのショートソードの中へと消えた。それを見て陽太は私に苦笑いしてみせると、祭壇の上に乗った。私もそれに続いて祭壇に乗ると、彼はトレボーさんから受け取った通行証を足元に落とした。
 すると、一瞬体が浮くような違和感を感じた。しかしそれはすぐに治まった。特段何か変わった様子はないように思えたが、振り返ってみると先程ロビーに入ってきた階段が塞がれてしまっている。しかし、女神像の奥を覗き込んでみると、そこには先程まで何もなかった筈の壁に下へと降りていく階段が口を開けていた。
 私と陽太は共にショートソードを構えると、下に延びる階段を下りていった。
  1. 2009/06/11(木) 21:40:38|
  2. イメンマハの水面に月は映える
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ついに初のアルビダンジョン突撃ですねえ

最近、遊びで新たにアカウントをとって適当にやってみたのですが…改めて、二刀流のありがたみを知りましたです…w
  1. URL |
  2. 2009/06/12(金) 10:15:32 |
  3. 音無 闇 #-
  4. [ 編集]

流れで戦闘入れてしまいました

あんまり戦闘描写はしないことにしていた筈のこのシリーズ、なぜかいきなりダンジョン突入です^^;。

今の初心者クエって、戦闘がやけに多いですよね。
しかも生粋の初心者じゃ絶対にクリアは無理!っていうのが結構多いです。
私は昔のまったりライフクエがよかったなあ…。
  1. URL |
  2. 2009/06/12(金) 22:16:12 |
  3. くれは(管理人) #j1AZRJNg
  4. [ 編集]

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