紅き葉は舞い落ちれど
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多摩のくれは

Author:多摩のくれは
 どのMMOでもまったり過ごすことが信条。
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イメンマハの水面に月は映える 11曲目

 戦闘訓練の話は当初は書くことを想定していなかったんですけど、どうもこれを書かないと水月は独り立ちできなさそうな気がしてきました。ただまあ訓練の話を延々続ける気もさらさらないので、適当に端折ってしまおうと考えていますが^^;。
 まあこの辺で色々と伏線を張っておけば、後々ネタになるかなあという思惑もあったりしますw。
 張っておいた伏線、忘れないようにしておかないとな…w。



 翌日から私は早速学校に出向き、ラサ先生から魔法の講義を受ける事になった。魔法の源となるマナとその供給源、魔法の基本となる3つの元素、そして、覚えておいて損はないからとおまけでマジックマスタリの事も教えてもらった。ある程度の知識を頭の中に詰め込んだあとは、いよいよ簡単な攻撃魔法をという事でアイスボルトを教えてもらう事になった。教室の中で氷の矢を飛ばすわけにはいかないので、私とラサ先生は校庭に出てきた。
 「氷の矢を作って飛ばすには、具体的に次の手順を踏むの。まず、マナの力を使って空気の温度を局所的に下げる。すると空気に含まれる水蒸気が結露して更に凍りつくから、できた氷の粒の形を整える。矢尻のように鋭くする事ができれば、攻撃力も上がるわね。」
 そう言ってラサ先生は両の掌を合わせるようなポーズを取った。するとその掌の間に、小さな氷の矢が現れた。
 「出来上がった氷の矢は、マナの力を使って自分の周りに浮かべておくといいわね。そして最後に、飛ばしたい方向とは反対の側から、マナの反発力を使って弾き飛ばす。…分かっているだろうけど、人に向かって飛ばしちゃダメよ?」
 次の瞬間、氷の矢はまさに弾かれたようにラサ先生の掌から発射され、少し離れた地面に突き刺さった。周囲の土が火薬を破裂させたかのように弾け飛ぶ。これだけ見てもかなりの殺傷力があることが分かる。
 「実際の戦闘では直接攻撃の手段にすることもできるけど、どちらかというと補助的に使われることの方が多いわね。アイスボルトを撃ち込むと殆どの相手は一瞬怯むから、その隙に次のスキルを用意したりとかね。勿論、修練を重ねれば直接攻撃に使っても十分使える威力が出せるようになるけど。…よし、それじゃあ実際にやってみようか。」
 私は先生に言われるまま、見よう見まねで両の掌を合わせ、神経を集中させた。掌の内側が冷たくなってくる。やがてその狭い空間にもやが発生し、それが凝結していく。それを見て一瞬気が緩むと、出来上がった水玉は私の掌から落下して落ち、そのまま地面に吸い込まれてしまった。
 私が先生の方を見ると、彼女はちょっと肩をすくめて苦笑いしてみせた。
 「まあ最初だからね、こんなもんよ。でもね、最初の一発で水玉まで作れる人ってあんまりいないのよ。大抵は何もできずに終わっちゃうんだから。だから自信を持って。さ、練習練習。」
 校庭の一角から勇ましい掛け声が聞こえてくる。その声がする方向をちらりと見ると、陽太がレイナルド先生の指導の下、木刀を両手で構えて素振りをしている。その表情は強くなりたい一心からだろうか、とても真剣だ。
 私は前に向き直った。掌を合わせ、更に目を閉じて再び神経を集中させる。先程まで受けていたラサ先生の授業の内容を反芻してみる。魔法の力の源、マナ。多かれ少なかれマナは誰にでも宿っているという。その力を感じ取り、イメージし、形にする。両の掌の空気に含まれる水をかき集め、凍らせる。更に大きく、更に冷たく。
 「すごいすごい、できたよ氷の矢が!」
 ラサ先生の感嘆の声が突然耳に飛び込んできて、私は目を開いた。両の掌の間に、先程ラサ先生が作ったものの数倍の大きさはあろうかという氷の矢が浮かんでいた。
 「よし、それじゃあ今度はそれを飛ばしてみよっか。私が言ったこと、覚えてるわね?」
 私は片方の手を氷の矢を支えるように下に回し、もう片方の手を氷の矢の背後にあてがった。再び自身に宿るマナの力を感じ取り、その力を掌と氷の屋の間で弾けさせた。途端に氷の矢は急速に私の掌から飛び出していったが、ラサ先生の氷の矢ほどの勢いはなく、どすんと音を立てて地面に転がった。
 「ん、ちょっと氷の矢が大きかったみたいね。大きいとそれだけ重くなっちゃうから、飛ばすのにもそれなりの力が必要になるからね。あとは氷の矢の大きさをうまく調整できれば完璧よ。すごいじゃない水月、たったこれだけのトレーニングでアイスボルトが扱えるようになる生徒なんて滅多にいないわよ!」
 「あ…ありがとうございます…。」
 私は先生に褒められたのが素直に嬉しかった。しかし、この世のものとも思えない極上の喜びのように感じて、逆に戸惑ってしまった。褒められたというだけなのに、なぜこんなに大袈裟なほどの喜びを感じるのだろうか。
 その時、私の脳裏に何かのイメージが浮かび上がってきた。しかしそのイメージを捉えようとすればするほどそれは霞のように薄れていってしまう。まるで、つい先程まで見ていた夢を思い出そうとするとそれが消えていってしまうように。そういえば先日もこんな事があったな、と雨のイメンマハを思い出した。
 「でも、できたからといって安心しちゃダメよ。常に修練を怠らないようにね。そうする事によって意識しなくても自然に魔法が使えるようになるし、威力や精度だって上がっていく。実戦で使うつもりであれば尚更だからね。…じゃあ今日の講義はここまでにしよっか。お疲れ様!」
 私がアイスボルトをすぐに使えるようになったのがよほど嬉しかったのか、満面の笑みを浮かべてラサ先生は教室の中へと入っていった。私はそれから暫く氷の矢を作る練習を続けた。先生が最初に見せてくれたのと同じくらいの大きさの矢ができるようになったら、それを飛ばしてみる。確かに小さい方が飛行速度は出やすいようだ。しかし小さすぎると逆に威力がなくなってしまう。この辺りのさじ加減がちょっと難しいな、と私は思った。

 パララが南に大分近付いてきたころ、陽太とレイナルド先生が校舎の方へ戻ってきた。陽太は大汗をかいてタオルで顔を拭っている。
 「やあ水月、見ていたよ。ラサ先生にムチャクチャ褒められてたね。僕ももっと頑張らないとなあ。」
 顔を拭き終わった彼はそう言うと、木刀を一振りしてみせた。腕の筋がそれに合わせて動くのが見える。レイナルド先生は会話を交わす私達を見て微笑むと、そのまま校舎へと入っていった。
 「そういえばさ。」
 彼は打撃練習用のダミー人形のすぐ脇の芝生に座り込むと、私に問いかけてきた。相当汗をかいたのか、またタオルで顔を拭いている。
 「水月はどうして魔法を習おうと思ったの?アルビダンジョンで見ていたら、近接戦闘も普通にこなしていたみたいだけど。」
 その時また頭の中に何かがフラッシュバックしてきた。相変わらずそのイメージを掴む事はできなかったが、その一瞬、何かを思い出しかけたような気がした。
 「私は…。…自分が戦うよりも、他の人が戦っているのを援護する方が向いてるんじゃないかって…。そんな気がしたから。魔法だったらそれができるんじゃないかなって…。」
 「…そっか。」
 途端に彼のお腹がものすごい音を立てた。パララは真南に到達している。私達は顔を見合わせてひとしきり笑った。
  1. 2009/06/22(月) 22:24:06|
  2. イメンマハの水面に月は映える
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

最近になって、レイナルド先生の戦闘指南が、strアップに繋がるとしった私です…w
IBを覚えるだけで、かなり戦闘のパターンが増えますよね…というより、IBCは本当に助かります…w
これから、水月は更にFBとLBですかね…w
  1. URL |
  2. 2009/06/23(火) 04:36:19 |
  3. 音無 闇 #-
  4. [ 編集]

戦闘指南

…そういえばそんな話もありましたねえ。
すっかり忘れておりましたw。

IBCは確かに助かりますねえ。
でも最近、それに頼りっきりになっていることに気がつきまして、ヘビースタンダー持ちではない相手とはなるべく3竦みで戦うようにしています。
  1. URL |
  2. 2009/06/23(火) 22:01:57 |
  3. くれは(管理人) #j1AZRJNg
  4. [ 編集]

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