紅き葉は舞い落ちれど
管理人くれはのオンラインゲームプレイ日記です。現在ファイナルファンタジーXIVをプレイしております。


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多摩のくれは

Author:多摩のくれは
 どのMMOでもまったり過ごすことが信条。
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風の赴くままに その2

 副官登場です。ゲーム内ではある程度育ったキャラでなければ副官をつけることはできませんが、今回は特例で付けることにしました。
 というのも、登場人物が一人だけだと話の展開がつまらなくなりがちだからなんです。会話もない、絡む相手もいないでは難しいですよね。副官は本ブログで以前やった「妄想劇」の内容に沿ったキャラになっています。おヒマな方は読み返してみるといいかも?
 ちなみにこの副官、ゲーム内で実際に私の釣り副官として活躍中です。

 私は先日と同じように冒険者ギルドの建物の中にいた。もうギルド員としての登録は済んでいるので、本来であれば入り口近くにいる依頼の仲介人から自分に合った依頼を見つくろって仕事を進めるのだと聞いたのだが、今日はなぜかギルドマスターが直接依頼をしたいのだという。
 「まあ依頼というより、試験と言った方がいいかな。これから冒険していくにあたってあんたが基本的な探索ができるかどうかを見極めたいんだ。」
 そう切り出してきたギルドマスターは依頼の内容を私に告げ始めた。このリスボンの街にある教会に、聖母のステンドグラスと呼ばれているものが保管されているのだという。その保管場所を突き止め、ステンドグラスをギルドまで持ち帰ること。
 「捜索手段はあんたに任せる。少なくとも今日中には結果を報告してくれ。」

 私はギルドを後にすると、とりあえず件の教会に顔を出した。今は礼拝の時間ではない為、祭壇にいる司祭以外に人影がない。まずは司祭に事の成り行きを説明することにした。
 「ああ、あなたが新しい冒険者ですね?ようこそわが教会へ。ステンドグラスを探しにいらしたのですね?」
 私は呆気にとられた。なぜ彼が私の事を知っているのだろうか。そしてなぜ彼が私がステンドグラスを探していることを知っているのだろうか。そんな私の疑問を見透かしたかのように、司祭は言葉を続けた。
 「冒険者ギルドでは新しい航海者を登録する度に、試験と称してここのステンドグラスを探させているんですよ。元々はこの教会の改修工事の際に取り外して置いておいたものなのですが、しょっちゅうギルドから新米航海者がやってくるので取り付けるに取り付けられなくてですね、そのまま仕舞ってあるんですよ。」
 なるほど、納得した。しかし本来取り付けるべきものを我々の都合で取り付けることができないとは何とも気の毒な話だ。
 「ステンドグラスは祭壇の後ろにしまってあります。探すのは自分でお願いしますね。…あなたの今後の活躍に期待します。」
 それからまもなく私はステンドグラスを発見し、それをギルドまで持ち帰った。

 ステンドグラスを見たギルドマスターは満足げな笑みを浮かべ、カウンター奥の引き出しからなにやら紙を一枚取り出してそれにサインをした。
 「はいおつかれさん。探索についてはもう大丈夫だな。これからはあんたも一人の冒険者として世界を回ることになるだろう。その為に…こいつだ。」
 ギルドマスターはそう言いながら先程サインした紙を私に手渡してきた。
 「これは?」
 「そいつは転職状だ。この俺があんたを一人前の冒険者として認めた証さ。そいつを持って各地の冒険者ギルドに行けば、基本的な冒険職に転職できる。要はあんたに肩書きがつくわけだ。ま、今ここで転職手続きをしてもいいけどな。」
 私はギルドマスターがよこしてきたリストを眺めた。いくつかの職業名が書かれてあったその中に、一つだけ冒険職とは言い難い職業が書かれてある。
 釣り師。
 私は昔からよく釣りをしていた。リスボンに出てくる前の田舎町でも何かにつけては釣りをしていた。船乗りになって世界を冒険して回るついでに色んな魚を見るというのも悪くはないだろう。
 私はギルドに釣り師として登録された。ギルドマスターは珍妙な顔をしてあまり釣り師になる航海者はいないのだがという話をしていたが、私は自分がやりたい事をやらなければ冒険者としての意味がないと思っていた。そしてそう自分に言い聞かせておいた。

 それから数日して、私は地中海東部の入港許可を得る為にセビリアに向かう事になった。出航直前、私はギルドマスターに呼び出されてギルドの建物に向かった。奥のカウンターにはいつものようにマスターが座っているが、カウンターの前にいかつい髭面の男が腕組みをして立っている。
 「よう、来たな。」
 マスターが私に声をかけると、それを見て腕組みをしていた男が突然顔を明るくしてこちらに歩み寄ってきた。それまでの修羅のような表情が嘘のようだ。
 「やあやあどうもどうも。あなたですか、くれはさんは。俺はフェルナンドっていいます。どうぞよろしく。」
 「え、あの…?」
 いきなり近寄られて自己紹介をされてもなんだか要領を得ない。少し困った表情でギルドマスターをちらりと見ると、彼は仕方ないという風にカウンターを出て横から割って入ってきた。
 「まあ今の自己紹介の通りだ。副官候補なんだが、若い女の釣り師が誕生したって噂を聞きつけて来てな。紹介しろ紹介しろとしつこくてうんざりなんだ。本来であれば駆け出しの航海者に副官は認められていないんだが、特例でこいつを副官としてあんたに付けることにするよ。」
 「おお!それじゃ俺をくれはさん…いやくれは船長の副官として認めてくれるんですね!?いやっほぉーう!!」
 巨大な体で小躍りした彼はその手をすいっと私の方に差し出してきた。私も一応渋々ながらその手を取って握手を交わしたが、妙にべたついていて不快感この上ない。

 「そうと決まれば即座に出航だ!行くぜ船長!」
 いつの間にやらですます調が消えた言葉を撒き散らしながら彼は怒涛のようにギルドを飛び出していった。あの様子では既に私の船も探し当てているに違いない。
 「……ねえマスター?どうしてくれるんですかあの人…。」
 「すまん。あとで特別手当やるから、黙ってあいつを引き取ってやってくれ…。」
 「…もう。」
 私はため息をついてギルドを出て波止場へと向かった。私の航海は、初回から波乱の幕開けとなりそうな予感がした。
  1. 2010/02/25(木) 22:13:04|
  2. 風の赴くままに
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