紅き葉は舞い落ちれど
管理人くれはのオンラインゲームプレイ日記です。現在ファイナルファンタジーXIVをプレイしております。


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多摩のくれは

Author:多摩のくれは
 どのMMOでもまったり過ごすことが信条。
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風の赴くままに その7

 さていよいよ次の脇役登場です!
 …と思ったら前フリが長くなりすぎて今回の話には出られませんでした。また次回!
 現在話の中ではまだバルシャに乗っている事になっていますが、もうそろそろ次の船に乗せてあげてもいいかなあと思っています。本当はキャラックがいいんですけどね。バルシャからいきなりキャラックってどうなのかとも思いますが…。というかバルシャでいきなりラスパルマスまで行く初心者もあまりいないですよね…。

 「ラスパルマス?どこですかそれ?」
 私が疑問点を素直に口に出すと、依頼の仲介人はさも呆れた様子を大げさに表現して見せた。ただ単におどけているだけなのかと始めは思ったのだが、本気で呆れている様子らしい事が分かって幾分か気分を害した。
 「あんたなあ、冒険者なんだからせめて街の名前くらい知っておいてくれよ。ラスパルマスってのはな、マディラから更に南へと下っていったカナリア諸島にある街で…。」
 「すみません、ちょっと。」
 「…なんだ?」
 「マディラって…どこですか?」

 今回受けた仕事はカナリア諸島の地理調査だった。件のラスパルマスから見て東側にある島がリゾート地として使えるかどうかを調査してほしいというものだ。依頼の詳細をあらかた説明し終えた後、仲介人は少し真面目な面持ちとなって私に警告じみた事を囁いてきた。どうやら近頃ラスパルマス周辺で海賊船らしき船が目撃されているのだという。
 「諸島というくらいだからな、あの辺りはいくつもの島が密集している。海賊にとってみれば、身を隠す場所もあるし襲う相手の動きも制限できる。しかも補給場所だって確保できる上に本国からの目も届きにくい。絶好の狩り場というわけさ。あんたもくれぐれも用心するんだぞ。」
 ちょっと嫌な話を聞いてしまった事による不安感を無理矢理に抑えつけて私は出航所へと向かった。今度の航海は少し覚悟を決めておかないといけないかもしれない。波止場に係留されている小さな自分の船を見て、ますます不安感が大きくなってしまった。

 出航当日、船に乗り込んで出航準備を整えている水夫達を見ながら、私はうひょ副官と先だっての仲介人とのやり取りのことを話していた。しかしうひょ副官も仲介人と似たような反応を示したものだから、私は更に気分を害する事になった。
 「そりゃ誰だって呆れるさ。俺だってラスパルマスくらい知ってるぜ。だいたい、マディラなんていったら船乗りにとっちゃあここから目と鼻の先じゃねえか。ポルトガル出身の船乗りが自国の領地のマディラはどこですか?なんて言ったらそれこそ笑い草の種だ。今頃きっと酒場じゃ船長の噂でもちきりだろうぜ。」
 そういってうひょ副官は雷鳴が轟いているのかという程の声量でどがっははっはと大笑いした。ただでさえ気に障るような性格をしているというのに、この笑い声を聞くと癪に障ってくる。そんな私達の会話をしていると出航準備が整ったのか水夫長がこちらへとやってきた。
 「なに大笑いしてるんですかい、うひょさん?…船長がマディラを知らなかった?へへえ、そいつあ面白い話を聞きやしたぜ。この仕事が終わって戻ってきたら早速酒場で知り合いに話してや…。」
 そう言いつつ私の方をちらりと見やった水夫長に私がこれ以上ない程の鋭い眼光を浴びせかけると、彼は語尾を切り捨てて姿勢を正し、私達に向き直った。
 「し、出航準備完了です船長!いつでも出られやすぜ!」
 私が号令をかけると水夫達が慌ただしく動き出す。その慌ただしい動きとは裏腹に私の船はゆっくりと桟橋を離れ、静かに大西洋へと滑り出した。

 マディラはリスボンから見て南西の方角にある島だ。南にあるという事は当然リスボンよりも温かい。その暖かい気候を利用してサトウキビの栽培が盛んなのだそうだ。特産はやっぱり砂糖だ。
 一旦補給の為にマディラに寄港した。バルシャだから他の大きな船に比べて速度が遅いうえに船倉もそれほど広くはない。船も乗員もここで一息入れて、次のラスパルマスまで移動する体力を回復させなければならない。
 中1日休憩をとって再度出航した。ここからは南に進んでいけばカナリア諸島に到達できる筈だ。天候は上々、追い風気味で船足はすこぶる順調だ。数日の航海の後前方に島の群れが見えてきた。あれがカナリア諸島に違いない。
 最後まで何事もなく航海を終えて船はラスパルマスの港に入った。まずはここで旅の疲れを癒し、依頼の地理調査は明後日から始めよう。このぶんで行けば、島の地理調査もそれほど苦労する事もなく終わらせる事が出来るに違いないと楽観視していたのだが、この時私はリスボンの依頼仲介人が私にしてくれた警告のことなどすっかり忘れてしまっていた。その警告の事を思い出したのは、依頼を進める為に洋上に出た時だった。
  1. 2010/03/11(木) 22:38:14|
  2. 風の赴くままに
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